2021年10月9日

視聴者様の意見にツッコミたいこと

 前回はしょうもない日記で滑りまくってしまい、申し訳ございませんでした。
 私は、YouTubeとTwitterで活動しており、コメントやツイートという形で様々なご意見を頂きます。それらはどんな内容であっても私には嬉しく、励みになりますので、今後とも引き続き様々な意見をいただきたいと思います。
 しかし、です。なかには、「おいおい、そうじゃないんだよ」と突っ込みたくなるようなものもありました。今回の記事では、そんなツッコミたい(けど説明が面倒なのでスルーしていた)意見にたいして丁寧に突っ込んでいきます。

Q.コンクリートパウダーは使えないんですか?×14

A.使えません。バージョンが違うからです。これは我々の説明不足のためであり、申し訳なく思います。が、数が多すぎて対応できません。
 コンクリートパウダーに限らず、視聴者の皆様はバージョンの違いを軽視しているきらいがあります。作り方動画に対して、「自爆した」というコメントも多く寄せられます。詳しく聞いていればバージョンの違いが原因です。おそらく8割方(残りは作り間違い)。
 TNTキャノンの周りはバージョンによる仕様の違いが多く、バージョン別の知識が無ければ碌に撃てるTNTキャノンも作れません。その説明をすべての動画の中でするわけにもいかず、対応に苦慮しています。

Q.1週間待たせて「いっすよ」だけは草

 これは、私の作品を参考にして良いか、という視聴者様のコメントに対し、私が1週間後に「いいですよ。」と返信した直後に全く関係の無い方Twitterに投稿した物です。
 もうわけがわからないよ。
 できるだけ早く、すべてのコメントに返信したいのは山々ですが、ツイ廃のように一日中ようつべにへばりついているわけではありませんから、難しいのです。いずれにせよ、それほど沢山のコメントを頂けるのは嬉しいことです。

Q.ハイテク電源装置はもっとシンプルにできるだろうけどTNTキャノンが門外漢だから口出しできない

A.無理です。 この方はおそらく自身の回路技術に自信があるのでしょう。後半で褒めて頂いてもいますが、前半は聞き捨てなりません。
 当然、技術的な面でも限界に近いです。小型化できたとして縦横1ブロック分程度でしょう。できると思うなら是非やってみてはいかがか。
 しかし本質はそこではありません。要求仕様の認識の違いです。動画内では端折っていますが、この回路には非常に多くの要求仕様があり、それを満たした上であのサイズを実現しています。これは、我々開発者側が初心者の方に分かりやすく解説するよう努力しているものの、もう一つ力不足であるのが原因です。
 
最後に例の要求仕様を書き出しておきます。

  1. 入力がオンになってからできるだけ早く出力がオンになる事
  2. 入力オンの時間とタイミングによって出力信号の長さが変わらない事
  3. 出力信号長さ(射撃クロック数と装薬追加量)はリピーターで調節できること
  4. 連続射撃の時の出力オフ時間をリピーターで調節できること
  5. 追加装薬量を外部端子から調節できること
  6. 電源装置の入出力端子は一つの辺にまとめること
  7. 水中で動作すること

Q.中村砲には先駆者がいた

A. いません。 その先駆者の作品を見せて下さい、と頼めばおそらくおおよそ似ても似つかないものが出てくるものです。中村砲のセールスポイントとして、2次装薬を使用しTNTを山なりの弾道で飛ばすことを挙げていました。
 しかし、技術的に難しいのは、着弾位置を200メートル先に調整することと、TNTと砂の着弾位置を同じにすることです。これが技術的に難しい。幸い、中村砲に関して技術的に建設的な意見も頂戴しましたが、やはり砂とTNTの着弾位置を合わせるのが一番難しいようでした。
 先の先駆者の方はおそらく、TNTを山なりの弾道で飛ばすのには成功し、それを見ていた質問者は中村砲の先駆と早とちりしたのではないでしょうか。


長くなってしまいましたが、このほかにも沢山あります。この記事を見つけてしまったあなたは、上記のような難しいことは考えず気軽にコメントしてください。コメントを頂ける事自体が最も嬉しいのですから!

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